音楽を続けていて、リスニング環境が良くなってくると、
「もっといい音が聴きたい‼︎」って思うようになる。
インターネットで、何かいい方法ないかなーって調べてたら、コスパの良さそうなピュアオーディオのサイトを見つけた。音工房Zっていうらしい。隣の市だし、内容を見ているとちゃんと検証していて詳しそう。
ピュアオーディオといえば、何百万円もかけるマニアの世界。
これは良さそうだと思って視聴会を申し込んでみた。
当日、会場に向かうと玄関に張り紙があって、「そのまま中に入ってきてください」とのこと。
お店というより、会社とか工場っぽい雰囲気。中ではスタッフの人が慌ただしく準備をしていた。
スピーカーの前には椅子が並んでいて、そこに座ってくださいとの案内。
全部で5人くらい集まっていて、他の人はみんな年配の方ばかり。
「どんな曲をかけるんだろう?やっぱりクラシックかな?」と少し緊張する。
準備が整って、スピーカーの説明が始まった。
今回のモデルは、ここで一番人気のフォステックスの2ユニットスピーカーに、初めてウーファーを組み合わせたものらしい。クロスオーバーの設定位置が難しかったとのこと。
そして、いろんな曲をかけてくれる。
最初はボーカルのスローで落ち着いた曲。――その声が生々しい。
音が鳴った瞬間に「えっ!」となった。
とんでもない解像度で、発声のあとの息遣いまで聞こえてくるようだ。
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